10月から始まった熊本・宮崎・鹿児島デスティネーションキャンペーン(DC、12月末まで)のオープニングイベント「極城の祭典」が熊本市の熊本城竹の丸広場のメーンステージで8〜10日に開催された。地元の関係者が観光資源などをPRし、旅行需要の喚起に期待した。
8日の開会記念式典では特別ゲストとして、“熊本県宣伝部長”としてPRに活躍するタレントのスザンヌさんや3県を旅するテレビ番組に出演する、お笑いタレントのパンクブーブー、ハイキングウォーキングが駆け付けた。
主催者を代表してあいさつした蒲島郁夫熊本県知事は「南九州は自然、食、温泉と素晴らしい観光資源に恵まれている。熊本から鹿児島へは九州新幹線や『SL人吉』に乗って行ってもらい、特急『あそぼーい』に乗って阿蘇へ、そこから高千穂に、今日デビューした『A列車で行こう』に乗って天草、そこから長崎にも行ってほしい。南九州から東日本へ元気を届けるDCにしたい」と話した。
唐池恒二JR九州社長は「JRグループ総力を挙げて旅行会社と一緒になり、3県にお客さまを送客しようと取り組んでいく」と強調した。
セレモニーでは伊藤祐一郎鹿児島県知事の開会宣言の後、主催者や特別ゲストらがボタンを押すと風船が空に舞い上がり、同キャンペーンポスターを拡大した大型パネルが登場し、会場から大きな歓声が上がった。
オープニングのイベント