
JR九州は2月28日、京都大学発スタートアップのエネコートテクノロジーズ、日揮と連携し、博多駅のホーム屋根上でフィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験を今年10月から開始すると発表した。駅ホーム屋根での同実証実験は国内初となり、再生可能エネルギー使用率の向上を目指し、鉄道施設への実装に向けた検証を行う。
ペロブスカイト太陽電池は、軽量薄型で曲げることができ、屋内外を問わずさまざまな条件下で高い発電効率を示す次世代型太陽電池。実証実験では、エネコートが開発した薄くて曲げられるフィルム型を使用し、日揮が着脱が容易なシート工法用に成型した上で太陽光発電システムとして構築。計5枚を同駅3番線ホーム屋根上に施工する。【記事提供:交通新聞】
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