JTB協定旅館ホテル連盟は9日、2022年度第2回理事会を横浜市のホテルニューグランドで開催した。冒頭のあいさつで大西雅之会長(あかん遊久の里鶴雅)は、「先月、待ちに待った全国旅行支援が始まり、外国人旅行の規制も大幅に緩和された。いよいよ反転攻勢の機運が盛り上がってきている」と語り、JTBグループの宿泊販売について「上期は苦戦したが、下期は復調している。JTBと連携して共に年間計画を達成したい」と意気込みを示した。
理事・幹事定数69人のうち58人が出席。大西会長は、宿泊施設の現況についても触れ、「最近はどこへ行っても『人材不足が深刻だ』という声が聞こえてくる。ぜひとも知恵を出して、工夫を重ね、デジタルを活用するなど生産性の向上に努めて今、進んでいる本格的な反転攻勢の流れを断ち切らないようにしたい」と会員に訴えた。
会員向け記事です。