日本旅行が特別協賛する恒例の「日本の観光・物産博」(主催=「日本の観光・物産博」実行委員会、愛知和男委員長)が6月22~24日、台湾・台北市の台北駅構内などで行われた。今年は同市内の百貨店「遠東SOGO台北忠孝店」にも会場を設けるなど規模を拡大。両会場で合計15万5千人の来場者でにぎわった。日本旅行協定旅館ホテル連盟(日旅連)主催の現地旅行会社との商談会も台湾の2都市で行われた。
イベントは「地域誘客に向けた観光素材、物産の複合的プロモーション」。日本から地方自治体、観光協会、宿泊施設、リゾート施設など、台北駅に51団体、百貨店に10団体が出展。日旅連もブース出展し、旅館・ホテル約200軒のパンフレットを陳列、配布した。
会場では和太鼓の演奏やご当地キャラクターによるパフォーマンス、着物の着付け体験も行われ、来場者は興味津々だった。出展者は台湾側の旅行会社などとの商談も行った。
イベントに合わせて20、21日は日旅連主催の商談会が行われた。20日は台中市、21日は高雄市で日旅連側74施設、台湾側の旅行会社約60人が参加。日本各地へのツアー造成に向けて商談した。
愛知委員長、堀坂明弘・日本旅行社長、桑島繁行・日旅連会長らによる初日のテープカット