15万6千人が来場
日本旅行が特別協賛する「日本の観光・物産博2019」(主催=「日本の観光・物産博」実行委員会、愛知和男委員長)が6月20日から23日まで、台湾・台北市で開かれ、4日間で前年を上回る15万6千人が来場した。同博に合わせて日本旅行協定旅館ホテル連盟(日旅連)は、台湾2都市の旅行業者と商談会を行った。
2013年からの実施で、今年で7回目。会場は台北市の中心部、台北駅構内と、百貨店「遠東SOGO百貨」の2カ所。
駅構内には約70、百貨店には約20の自治体や団体、企業がブースを出展。パンフレットを配布するなどそれぞれアピールした。郷土芸能の上演や茶道、能楽体験などのアトラクションも行い、来場者を楽しませた。
日旅連主催の商談会は18日に台中市、19日に高雄市で開催。それぞれ日旅連会員ら約80人、現地エージェント社員ら約100人が参加した。日本側が各宿の設備やサービスなど受け入れ態勢を説明。台湾から日本への多くの旅行商品造成を促した。
日旅連の桑島繁行会長は「日本の旅館は台湾のお客さまを積極的に受け入れる。日本へ多くの送客を」と現地のエージェントに呼び掛けた。
日本旅行堀坂社長(左から3番目)、日旅連桑島会長(同2番目)らによる初日のテープカット