青森銀行とみちのく銀行が合併し、2025年1月1日に「青森みちのく銀行」が誕生する。青森県内に本店を置く唯一の地方銀行になり、貸出金シェアは70%を超す。初代頭取に就任する石川啓太郎・青森銀頭取(63)に経営戦略を聞いた。
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――新銀行として挑戦していきたいことは。
「第一次中期経営計画(22年4月~25年3月)では、事業領域の拡大やコンサルティング機能の強化、スタートアップ支援などを掲げている。グループ企業のあおもり創生パートナーズ(ACP)にコンサル機能を集約した。第二次中計ではさらにブラッシュアップする。また、取引先の海外進出支援を強化する。みちのく銀ではロシアを含めた海外進出支援の知見があり、メガバンクや証券会社などのノウハウを活用し、県内企業を支えていきたい」【記事提供:ニッキン】
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