名古屋鉄道、運転士用タブレット端末の使用を開始


 名古屋鉄道は8月17日、運転士用タブレット端末の使用を開始した。

 名古屋鉄道株式会社(本社:名古屋市中村区名駅 代表取締役社長 髙﨑裕樹)は、株式会社メイテツコム(本社:名古屋市中村区名駅南 代表取締役社長 山田和利)と共同開発した運転士業務用アプリを搭載したタブレット端末を8月17日より順次導入し、2023年度中に全線(築港線を除く)において使用を開始します。これにより、運転士の業務を支援することで、輸送障害時の対応力の向上およびご案内におけるサービス向上を図ります。
詳細は、下記のとおりです。

<タブレットを用いた運転イメージ>

<アプリ画面イメージ>

1. 主な機能

(1)運転士用時刻表の電子化

従来の紙製運転士用時刻表を廃止し、タブレット端末に運転士用時刻表データを配信します。これにより、輸送障害時においても迅速なご案内や対応を実現するとともに、紙の使用量を削減します。

(2)情報共有アプリの導入拡大

既存の車掌用タブレット端末に搭載している情報共有アプリを運転士用タブレット端末にも搭載します。運転士自身が現場の写真や動画を即座に社内で共有できるようになり、車掌が乗務していないワンマン列車においても、異常時における情報共有の迅速化・正確性の向上を図ります。

(3)サービス向上

音声翻訳アプリや筆談アプリ等も搭載し、すべてのお客さまに安心して鉄道をご利用いただける環境を目指します。

2.導入時期

8月17日(木)より順次

3.導入線区と導入台数

導入線区 : 全線(築港線を除く)

導入台数 : 約500台

4.その他

今後運転士用タブレット端末の機能を拡充するため、GPSを活用した運転士支援機能や情報伝達機能などを順次開発・搭載し、輸送品質の向上を図ります。また運転士用タブレット端末の導入にあわせて、既存の車掌用タブレット端末の導入線区を全線に拡大するとともに、紙製の車掌用時刻表についても電子化します。

 

 
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