名鉄、4月1日に「名鉄オープンイノベーションLab」を設立

2023年3月31日

　名古屋鉄道（名鉄、愛知県名古屋市）は2023年4月1日、スタートアップとの共創による新たな価値創造を目的とした、名鉄グループ横断の「名鉄オープンイノベーションLab」を設立する。これにより、さらなる新規事業の開発やスタートアップとの協業、スタートアップへの出資等、オープンイノベーション活動を推進していく。

　名古屋鉄道では、持続的な成長や中長期的な企業価値の向上を実現していくために、「地域を活性化する事業」と「社会を支える事業」の取り組みを進めています。
　「社会を支える事業」では社会インフラを担う事業を、当地域ではもちろんのこと全国展開や海外進出も視野に入れて拡大させる「横型成長」を目指しており、この事業領域を拡大し基盤を広げることで、持続的な成長につなげていきます。
　また、名鉄グループ中期経営計画「Turn-Over2023 ～反転攻勢に向けて～」では、「今後成長が見込まれる分野の収益力強化による収益構成の見直し」を掲げており、新たな事業領域の開拓および先端技術を活用した取り組みを進めています。そこで、グループ一体となった事業開発体制を強化しオープンイノベーション活動を促進するため、名鉄グループとスタートアップをつなぐ窓口となる「名鉄オープンイノベーションLab」を設立します。これにより、スタートアップ等との共同活動による新たな価値創造へ挑戦し、新たな事業開発を目指します。

2.「名鉄オープンイノベーションLab」について
（1）設立：2023年4月1日
（2）事務局：名古屋鉄道事業創造部（2023年4月1日設立）
（3）活動内容
・スタートアップをはじめとする外部企業・大学・自治体等と名鉄グループとのシナジーによる新しい価値・事業の共創
・事業共創を前提とした、スタートアップへの出資