来年3月から3年間
和歌山県の観光キャラバンが5日、大阪市の観光経済新聞社西日本支局を訪れ、最新の観光情報をPRした。同県は来年からの3年間をコロナ禍から反転攻勢する「ダイヤモンドイヤー」と位置付ける。
来年は弘法大師御生誕1250年。弘法大師空海ゆかりの地の連携による共同プロモーションを実施。交通機関とのタイアップキャンペーンも展開する。24年は世界遺産登録20周年で、機運醸成や世界遺産を核とした広域周遊ルートの構築、交通アクセスの利便性向上を図る。25年は「大阪・関西万博」の開催年。機運醸成シンポジウムやDXの推進によるストレスフリーな観光地づくり、グローバルメディアとのタイアップキャンペーンを実施する。
同県は「サイクリング王国」としてもPR。「サイクリストに優しい宿」認定やサイクルステーションの登録など、サイクリングを快適にできる環境を整えている。JRきのくに線では追加料金と予約不要で自転車を電車に乗せることができる。片道をサイクリング、もう片道を電車利用などの楽しみ方ができる。
白浜町の白良浜海水浴場は秋以降のイベントとして10月1日に1千個のLEDランタンとカラフルに光るプログラミングバルーンが灯る「南紀白浜ドリームランタン」を開催。12月1日から1月末まではイルミネーションイベントを開催する。
湯浅町は自転車で町を巡る「おでかふぇサイクリング」を展開。コーヒーセットと自転車がレンタルできる。コーヒーセットはコーヒー豆、ミネラルウォーター、マグカップ、バーナー、ローテーブル等がセットで2500円。ステンレス製オリジナルマグカップがもらえる。
(右から)南紀白浜観光協会のゆるきゃらくえどん、和歌山県のゆるキャラわかぱん、湯浅町観光協会のゆるキャラゆーあちゃん