和食検定を主催する日本ホテル教育センターはこのほど、全国4会場で実施された第6回初級レベルと第14回基本レベル(2月24日実施)の検定結果を公表した。
初級レベルの認定率は35・7%で、受験者は395人。正答率によって認定者は1級、2級、3級に分かれている。認定者は141人(1級7人、2級39人、3級95人)。
基本レベルは161人が受験し、認定者は63人(1級11人、2級52人)、認定率は39・1%。
和食検定は、日本の食文化を正しく理解し正しく伝えるため、基礎知識の普及や和の食文化の継承、発信に必要な専門知識と実務知識の理解度を図るための筆記試験として知られている。
受験対象者は、初級レベルが和食分野の初心者、基本レベルは和食の料理や食材、マナーに関心がある人。年2回試験が行われる。このほか、和食の現場で部下の指導に当たる基本レベル認定者を対象とした年1回(秋)実施の実務レベルもある。次回検定は3レベルとも10月25日に行われる。
和食検定についての問い合わせ先は、和食検定本部(日本ホテル教育センター事業部内)TEL03(3367)5663。http://www.washokukentei.jp/index.php