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日本ホテル教育センター(石塚勉理事長)はこのほど、2月17日に実施した2023年度第2回「和食検定」の結果を発表した。今回の受験者数は初級レベルが223人、初級レベルが98人で、合計321人だった。
各レベルの認定率は、初級レベルが70.4%(前年同月が66.9%)、基本レベルが52.0%(同46.0%)でそれぞれ前年同月を上回った。初級レベルでは、受験者の約7割を10代が占め、総受験者数に占める個人受験者の割合は13.5%、団体受験者が86.5%だった。一方、基本レベルでは個人受験者と団体受験者の割合が各50.0%と半数ずつの割合となった。
和食検定は、日本の食文化を正しく理解し、正しく伝えるための基礎知識の普及と、和の食文化を継承し発信していくために必要な専門知識と実務知識の理解度を測るための筆記試験。和のおもてなしのさらなるレベルアップに寄与する。初級(和食の初心者向け)、基本(和食の料理・食材やマナーに関心がある人向け)、実務(和食の現場で部下の指導に当たる人向け、基本レベル認定者)の三つのレベルが設定されている。
24年度は、第1回を10月24日、第2回を来年2月15日に実施し、第1回は9月5日から申し込みを受け付ける。なお、7月と11月には各地域で対策講座を実施する。