四つの世界遺産PR 中国福建省が観光説明会


 中国福建省の観光説明会が3月25日、東京都内で行われた。福建省文化観光庁の主催で、中国駐東京観光代表処などが協力。土楼、武夷山など四つの世界遺産を中心に、観光資源が豊富な同省をPRした。

 福建省は中国大陸南東の沿海部に位置。円形や長方形のユニークな形をした客家の集合住宅「福建土楼」、山河の景色が美しい「武夷山」、西洋風の建築物が残るアモイの「コロンス島」、赤や茶色の地層が何層も連なる特異な地形「泰寧丹霞」がユネスコの世界遺産に登録されている。

 同省文化観光庁の肖長培副庁長=写真=は「海外からの観光客は2018年に901万人で、前年比16.2%増えた。このうち日本人は40万人で、国別で2番目に多い。今年1月からは、外国人のアモイでの144時間以内の滞在はビザがいらない政策を取っている。福建省に来て『福』を感じてほしい」と呼び掛けた。

 
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