
東急電鉄は4月から、米国・Boston Dynamics社製の四足歩行ロボット「Spot(スポット)」を導入し、現在は検査員が行っている電気設備や車両搭載機器の点検業務の高度化、効率化へ向けた技術検証を開始する。同ロボットの恒常的な導入は国内の鉄道業界で初の取り組み。
同ロボットは、従来のロボットに比べて高い走破性があり、鉄道施設内のさまざまな場所での検査に対応する。高機能カメラやセンサーを追加搭載できるため、四足歩行の柔軟な動きに合わせて細部までを捉えた画像・映像や、数値化されたデータを確認し、より精度の高い検査が可能となる。【記事提供:交通新聞】
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