JR東日本仙台支社、びゅうトラベルサービス、山形県はこのほど、「やまがたワーケーション新幹線」専用ツアーとして「団体臨時列車『やまがたワーケーション新幹線』の旅」の販売を始めた。上野駅発、東京駅着で、出発日は10月1日。多様な働き方や暮らしに合った旅を提供する。
JR東日本はこれまで、「新幹線オフィス」の実証実験を進め、新たな移動サービスの創出に取り組んできた。ツアーでは、ワーケーションをテーマに、山形県の各エリアを訪問、滞在する予定。
コースは、山形1泊2日コース(ホテルメトロポリタン山形本館泊)、天童1泊2日コース(天童温泉「桜桃の花 湯坊いちらく」泊)を用意している。
往路は専用新幹線「とれいゆ つばさ車両」を使用し、車内は専用Wi―Fiやリゾート列車ならではの広い机など、快適に仕事ができる環境を用意する。休憩時間には、同車両の特長である足湯を楽しんだり、バーカウンターで山形のフルーツジュースを味わったりできる。
旅行代金は、大人1人2万7800円から。
「一般販売ツアーのほか、県内所在企業向けの研修パックなども設定している」と関係者。