国土交通省はこのほど、プレジャーボート(小型船舶)が係留できる「海の駅」を利用し、近隣の観光地やグルメなどを味わうクルーズ観光モデルコース「マリンチック街道」として、新たに7ルートを選んだと発表した。
マリンチック街道は、海上周遊のみで終わることが多いモーターボートやヨットなどプレジャーボートによるクルーズ客に、海の駅などに寄港、上陸、観光や食事を楽しんでもらい、地域活性化につなげようと2019年度に設けられた。これまで16ルートが選ばれており、今回の選定で23ルートとなった。
今回は、小網代(神奈川県)、葉山(同)、浜名湖(静岡県)、三河湾(愛知県)、牛窓(岡山県)、豊(広島県)、須崎(高知県)―が選ばれた。
三河湾ルートは、「がまごおり」「みかわ・にしうら」「みと」の海の駅3カ所をつなぐクルーズ。三河湾でのキス釣りや、タコとフグの島といわれる「日間賀島」でのグルメなどを楽しむことができる。