
砂むし会館砂楽
国土交通省は14日、鹿児島県指宿市の砂むし会館砂楽=写真=や指宿港海岸などを、港のにぎわい拠点となる「みなとオアシスいぶすき」として登録すると発表した。29日、同市湊3丁目周辺で登録証交付式を行う。
指宿港海岸は、官民が連携して浸食された砂浜の再生に取り組み、復活した砂浜はビーチバレー大会などさまざまなイベントに利用される指宿の新たなシンボルとなっている。
毎年9月に開催される「指宿温泉祭」では、海岸の目の前で打ち上がる花火を見ようと、多くの人が集まる。
みなとオアシスいぶすきの代表的な施設が砂むし会館砂楽。指宿港海岸に隣接し、年間約25万人が訪れる。天然砂むし温泉を体験でき、「旅して日本プロジェクト」主催の温泉総選挙2024では湯治ウェルネス部門1位を獲得し、環境大臣賞も受賞している。
指宿港の背後に位置する「指宿6商店街」はどこか懐かしい雰囲気が残り、特に指宿中央通では定期的に朝市を開催、市民や観光客でにぎわっている。
砂むし会館砂楽