国土交通省はこのほど、庭園間交流連携促進計画登録制度(ガーデンツーリズム)について、新たに3計画を登録したと発表した。登録証交付式は、4月27日に熊本市で開かれる「全国都市緑化くまもとフェア」で行われる予定。今登録で登録計画数は13となる。
同制度は庭園や公園が連携し、地域の魅力向上を図るもので、観光振興にも役立つとして期待されている。周遊と探訪の2部門があり、審査委員会(委員長、涌井史郎・東京都市大特別教授)が審査する。
4回目として登録されたのは周遊の「わかやま庭園文化と歴史回遊」(登録団体・和歌山県ガーデンツーリズム推進協議会)と「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊」(同・みやぎ蔵王ハーモニー花回廊推進協議会)、探訪の「花と暮らす恵庭の花めぐり」(同・恵庭ガーデンツーリズム協議会)。
わかやま庭園文化と歴史回遊は、根來寺庭園や粉河寺庭園など紀州徳川家ゆかりの庭園と高野山の庭園を中心に、地域の多彩な歴史、食文化や文化体験プログラムを組み合わせた周遊観光を国内外に向け提案する。
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