日本旅館協会北海道支部連合会は13日、会員旅館を対象に実施している宿泊実績調査の今年1月の結果をまとめた=表。宿泊人員では、中華圏が旅行シーズンとなる旧正月(春節)の時期が昨年は1月だったが、今年は2月となった影響で訪日客が前年割れとなったが、国内客は微増となった。
道内の主な観光地、温泉地14地区に所在する会員旅館が対象。今回の回答施設数は103軒(訪日客の宿泊人員に対する回答は98軒)。
宿泊人員は、前年同月比で1・1%減。国内客は1・7%増だったが、訪日客は6・4%減となった。売り上げは前年同月比4・6%減だった。
宿泊人員と売り上げの両方が前年同月の実績を上回った地区は、「阿寒湖温泉」「十勝川・然別湖・帯広・帯広近郊」「定山渓温泉・小金湯温泉」の3地区だけだった。