国土交通省は昨年10月の国土交通月例経済の概況を発表した。主な動向は次の通り。
【鉄道旅客輸送】
JR旅客6社の輸送実績は、前年同月比1.6%増の7億7354万人。このうち新幹線旅客は1.4%増の3042万2千人で、前年同月比で13カ月連続の増加。一方、民鉄の合計は2.6%増の11億8304万7千人だった。
【航空旅客輸送】
国内線9社は、6.6%減の856万9千人。このうち幹線は5.5%減の341万3千人、ローカル線は7.4%減の515万6千人。一方、国際線3社は3.6%増の150万7千人だった。11月の速報は、国内線が1.4%減の818万6千人で2カ月連続のマイナス。このうち幹線が0.1%減の322万8千人、ローカル線は2.2%減の495万9千人。一方、国際線は、1.3%増の145万5千人で、6カ月連続のプラスだった。
【フェリー輸送】
長距離フェリー21航路の全旅客数は、0.8%減の23万4千人。11月の速報値は、1.4%減の22万6千人。
【出入国】
出国日本人数は1.9%減の147万4千人。11月の速報は、6.1%減の142万3千人で、7カ月連続の前年割れ。訪日外客数は12.4%増の78万6千人。11月の速報は、15.7%増の68万9千人。
【ホテル】
東京都内主要15ホテルの客室稼働率は、1.3ポイント減の80.2%。11月の速報は0.4ポイント増の83.8%となった。