国際観光旅館連盟(佐藤義正会長)と全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)は10日、都内のホテルで意見交換会を開いた。国内旅行の振興をテーマにした両団体間で初の会合。問題点や改善策について自由討議し、連携の可能性などを検討した。
国観連側は佐藤会長と副会長ら、ANTA側は山本芳孝会長代行をはじめ副会長らが出席した。
国観連は国際観光とともに、近年、国内観光の振興を強く訴えており、流通面でも会員旅館が販路の多様化を模索。
一方、多くのローカルエージェントが加盟するANTAも、国内旅行の活性化を掲げ、着地型旅行の推進などが重要課題。
こうした問題意識から会合を開いた。