国際観光旅館連盟(佐藤義正会長)の理事会が12月12日、東京都内のホテルで開かれた。観光庁の観光産業イノベーション促進事業を導入した客室流通効率化・高度化事業のスタートなどが報告された。同事業では、旅館が企画した宿泊プランを直販する独自のウェブサイトが12月19日にオープンする予定。
客室流通に関する事業は、総合情報サイトの運営会社や予約システムの提供会社などと共同で実施。主に客室稼働率が低い平日に向け、新規需要を開拓できる宿泊プランをウェブサイトから直販する。参加旅館は約40軒を予定している。
ウェブサイト名は「旅館プレミアムアウトレット『宿あそび』(http://www.yadoasobi.jp/)。期間は年末年始を除き来年2月15日までの予定。サイトは人気の高い総合情報サイト「オールアバウト」のトップページにも掲載される。
このほか理事会では新規会員の拡大に向けて、正会員資格の見直しを検討していることが報告された。改正案がまとまれば、次期総会に諮る。