成田空港は7月25日、国際線外国人旅客数が183万人、6月として最高を更新単月としても過去2番目の水準になったと発表した。
【旅客便の動向】
⚫ 航空旅客数全体は323万人（2019年同期比９０％）となり、6月として3番目に多い水準となりました。
⚫ 国際線旅客数は261万人（2019年同月比87％）となり、中でも外国人旅客数は円安等を背景に増加し183万人（2019年同月比122％）となりました。6月として過去最高、単月としても過去2番目に多い水準です。日本人旅客数は引き続きコロナ禍前と比べて半分 程度の55万人（2019年同月比51％）となっています。 国際線発着回数については、引き続き順調に回復しており、12,766回（2019年同月比 86％）となりました。
⚫ 国内線については、旅客数が61.9万人（2019年同月比100％）となり、6月として最高の62.2万人（2019年）に迫る数字となりました。6月として2番目に多い水準です。 発着回数は4,004回（2019年同月比91％）となりました。
【貨物便の動向】
⚫ 国際線貨物便発着回数は 2,545 回（前年同月比 100%、2019 年同月比 120％）となり、前年とほぼ同程度となりました。
⚫ 国際航空貨物量は、16.9万トン（前年同月比111％、2019年同月比 98％）となり、3カ月連続で前年を上回りました。中でも仮陸揚貨物は、中国発米国向けの E コマース需要が好調で、6月として3番目に多い水準となりました。
【参考】2024年上期 空港運用状況 国際線外国人旅客数が開港以降初めて1,000万人突破 国内線旅客数も381万人で過去最高値を更新
【旅客便の動向】
⚫ 航空旅客数全体は1,929万人（2019年同期比89％）となりました。
⚫ 国際線旅客数は、近距離アジア線の好調や記録的な円安を背景に1,547万人（2019年 同期比86%）となりました。中でも国際線外国人旅客数は大幅に増加し、１,064万人 （2019年同期比116%）となり、開港以降初めて上期（1-6月）として1,000万人を突破 しました。 日本人旅客は前年同月比150％で、355万人（2019年同期比52％）となっています。 発着回数は、76,135回（2019年同期比85％）となり順調に回復しております。
⚫ 国内線については、旅客数が381万人（2019年同期比103％）となり、開港以来の最高値を更新いたしました。発着回数は24,291回（2019年同期比94％）となりました。
【貨物便の動向】
⚫ 国際線貨物便発着回数は 14,699 回（前年同期比 91%、2019年同期比 124%）となりました。
⚫ 国際航空貨物量は、昨年末から続く中国向けの半導体等製造装置の輸出増の影響もあり、前年同期を上回る93.6 万トン（前年同期比 101％、2019年同期比95％）となりました。
