国際観光施設協会は11月28日、石川県七尾市で開かれた「和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会」主催の「持続可能なエネルギー利用の適正化」をテーマにセミナーに参加し、同協会エコ・小委員会のメンバーが講演を行った。
セミナーの共催は国際観光施設協会、環境省、石川県。環境省地球環境局温暖化対策課脱炭素ビジネス推進室が主導する「地域ぐるみでの脱炭素経営支援事業」の一環。地元の宿泊施設をはじめ、JTB、北陸電力などが参加した。
主催者のあいさつで協議会代表の多田健太郎氏が、未来志向の復興を目指していると決意表明。石川県生活環境部カーボンニュートラル推進課からは、補助金の活用を中心とした県としての支援体制が説明された。
「持続可能なエネルギー利用の適正化」をテーマに、国際観光施設協会エコ・小委員会の委員が講演。委員の専門分野ごとに実践に即した次の五つの講演が行われた。
(1)宿泊施設の現状と三つのカイゼンで無駄をなくす(佐々山茂氏)(2)宿泊施設の水光熱費量削減(柳村暁氏)(3)食のカイゼン(畑治氏)(4)地域の脱炭素ロードマップと補助金活用(白石秀樹氏)(5)余剰再エネ電力利用給湯(赤井仁志氏)。
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