
御宿場印をPRする平塚市観光協会の松山明彦事務局長(左)と平塚信金の尾崎さん(中央、6月22日、平塚市)
東海道沿いの40信用金庫は、東海道五十三次をテーマとした御宿場印などの販売企画で成果を出し始めている。第1弾として2022年10月に開始した「日本橋~三島宿」間では、4月末までの販売実績の合計が御宿場印で約6000枚(1枚300円)、御宿場印帳で550冊(1冊2700~3000円)となった。同企画による観光客誘致を通じて、周辺小売店の集客などにもつながっているという。
この企画は各信金が地元観光協会などと協力し、東海道沿いにある2起点と53宿場町の御宿場印などを制作・販売して地域活性化を目指すもの。各信金協会や信金中央金庫も連携する業界一体での取り組みだ。22年10月~23年4月に、関東、東海、近畿の各地区を地盤とする信金が、それぞれのタイミングで実施している。【記事提供:ニッキン】
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