埼玉県信用金庫(埼玉県、池田啓一理事長)は9~10月、能登半島地震で被災した北陸の復興支援として顧客約600人(14班)を現地に誘致する1泊2日のツアーを実施している。北陸3信用金庫(のと共栄、興能、福井)の取引先を昼食会場として北陸・能登産品の即売会も開催。多くの商品が完売となっている。埼玉県信金が運営する食の電子商取引(EC)サイトやカタログにも今後、北陸・能登産品を掲載する予定で「お客さまに北陸のファンになってもらい、継続的な復興支援につなげたい」(池田理事長)という。
ツアーは「北陸に行き、食べて、買って、泊まることが北陸の応援と復旧につながる」と同信金が企画。9月1、2日の第1班から始まった。9月9、10日の第3班には65人が参加し、初日は福井県の永平寺や東尋坊を巡り、福井信用金庫(福井県、岡本一夫理事長)の取引先「小松屋本店」で昼食し、あわら温泉に宿泊した。【記事提供:ニッキン】
会員向け記事です。