日本旅行業協会(JATA)は、会員旅行会社を対象に夏休みの人気旅行先調査を実施し、その結果を2日に発表した。国内旅行は北海道が6年連続でトップだった。
2位が沖縄、3位が東京(TDR含む)で、以下、大阪、九州と続いた。これらトップ5の順位は昨年とまったく同じ。
旅行会社のコメントを見ると、北海道は「季節的に過ごしやすく人気が高い」「例年、夏に向けて安定して人気がある」「LCC利用による価格がお値打ちになっている」という。沖縄は「隣島滞在かつ比較的デラックスホテル宿泊希望が増えている」「新空港ができた宮古島の問い合わせが多い」。また東京、大阪に関しては「TDR、USJの需要が高い」という。
海外旅行の人気旅行先は1位ハワイ(昨年2位)、2位台湾(同1位)、3位タイ(同3位)、4位シンガポール(同5位)、5位ベトナム(同6位)がトップ5となった。ハワイは「ファミリーに人気のハワイは各地からチャーター便も出ており、大型ジャンボ就航でメディアの露出が多く需要喚起につながっている」。
調査は会員会社の経営者や旅行担当者などに対し5月20日~6月7日、インターネットで実施した。回答数は312社。