トリップアドバイザーは4日、外国語の口コミ評価をもとに、「外国人に人気の日本の観光スポット2014」を発表した。その結果、1位は「伏見稲荷大社」(京都市)で、以下「広島平和記念資料館」(広島市)、「厳島神社」(広島県廿日市市)の順となった。
昨年4月から今年3月の1年間に、トリアド上の日本の観光スポットに投稿された日本語以外の口コミ評価、投稿数などをもとに独自集計した。
伏見稲荷大社は昨年2位だったが、今年は1位を獲得。口コミでは「とても豪華で、頂上まで赤い鳥居が続く景色は素晴らしい」といった声があり、トリアドは「京都の数ある観光スポットの中でも、鳥居の並ぶ圧倒的な光景に絶賛の声が寄せられた」という。
広島平和記念資料館は「日本で絶対に行くべき場所」、厳島神社は「ゴージャスでとても象徴的」「海に浮かぶのがユニーク」などと評価されている。
トップ5は順位の変動はありながらも、昨年と同じスポットが占める結果となった。しかし、トップ30には新宿・歌舞伎町の「ロボットレストラン」、大阪市の「ビデオゲーム バー スペースステーション」のようなエンターテインメントスポットなどが新たにランクインしており、変化の兆しもうかがえる。
トリアドは「特筆すべき結果」として、京都市の「嵐山モンキーパークいわたやま」の初登場を挙げ、21位の「地獄谷野猿公苑」(長野県山ノ内町)とあわせ、「ニホンザルと触れ合える場所がますます人気を集めている」と指摘した。