
JTBは、日本を訪れる外国人観光客が年々増えているなか、「訪日外国人にお勧めしたい日本の魅力は」と題してウェブアンケートを実施した。その結果、「祭りなど、伝統的な文化」(43%)と答えた人が4割以上で、トップ。「その土地ならではの祭りや風物詩などから、リアルな日本を感じてほしい」といった声が多かったという。
2位は礼儀作法など「和の心」(29%)、3位は「温泉・グルメ」(15%)。また、「漫画の話で海外からの友人と盛り上がった」(20代・女性)など「現代カルチャー」(7%)が4位に。
「外国人に最もお勧めしたい日本の観光地は」という質問も行ったところ、「関西」(44%)が1位。その多くが「京都」「奈良」と回答。「伝統的な日本が凝縮されている感じで、様々な国籍の人にも分かりやすいと思う」などの回答が多かった。
2位は「関東」(21%)。浅草など「江戸」を感じる街並みから、秋葉原などの現代カルチャーを感じさせる場所までを擁する「東京」や、世界遺産の「日光」、温泉だけでなく海や山、食事も楽しめる「箱根」「伊豆」など多様な意見があった。もちろん「富士山」の声もあがった。
