下呂温泉花火ミュージカルクリスマス特別公演が06年12月23日、岐阜県下呂市の飛騨川幸田河川敷で開催された。01年から毎年、8月の下呂温泉まつり期間中に夏公演を、12月の毎週土曜日に冬公演を実施。今年から、地元の観光協会や旅館組合商工会の青年部が中心となった実行委員会が主催している。
最終日となった23日はクリスマス特別公演として、時間を延長して演奏曲14曲、仕掛け花火1万発、スターマイン10基と拡大。飛騨川の河川敷と温泉街を劇場に見立て、クリスマスソングに合わせてレーザー光線とコンピューターを駆使した特殊演出花火が華麗に打ち上がり、観光客を魅了した。
今年の冬公演は2日に7千人、9日に8千人、16日には9千人、23日の2万5千人と4回の公演で4万9千人を集客した。
07年10月から12月に実施される、ぎふデスティネーションキャンペーンでは、目玉イベントとして、特別公演が検討されている。
また24日には、クリスマスイブの夜に、平和への使者、世界市民と呼ばれるチャップリンのブロンズ像の前で世界平和を願うイベント「キャンドルイルミネーション・イン下呂温泉LoveandPeace」が温泉街で行われた。会場に観光客が希望のメッセージを書いた5千個のキャンドルが並べられ、ステージではハンドベルの演奏やクリスマスソングのコンサートも行われ、盛況となった。
河川敷で打ち上げられる花火