静岡県・大井川流域観光事業実行委員会は3月14日、4月から始まる静岡DC向けの新コンテンツなど大井川流域の観光情報を発信する「誘客キャンペーン」を東京・有楽町の東京交通会館で実施した。島田市と川根本町、大井川鐵道が協力し、大井川鐵道沿線マップなど地域を紹介するパンフレットやノベルティの配布、6月から運行が始まる「きかんしゃトーマス号」の告知などを行った。
同実行委員会の事務局を努める川根本町観光商工課の久保圭弘主任主査は「昨年、大井川鐵道のトーマスに約8万人の人が乗車した。今年もトーマスが6~12月で運行する。6年目となる今年もぜひ遊びに来てほしい」と語った。島田市観光課の杉村智美主事は「3月21日に『蓬莱橋897・4(やくなし)茶屋』がオープンして1周年を迎えたほか、春は道路の両脇に約280の桜が咲き、桜並木のすぐ脇をSLが走る『家山の桜トンネル』など見所はたくさんある」と来訪を呼び掛けた。
島田市、川根本町は連携してイベントなど地域の誘客事業に取り組んでいる。
PRする杉村主事(左)と久保主任主査