大分県とツーリズムおおいたは17日、開催中の「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン(大分DC)」を踏まえ、東京・有楽町駅前で観光PRイベントを開催した。地酒の試飲バーや地元グルメ「からあげ」のキッチンカーなどを設置。大分観光を紹介した旅行雑誌の立ち読みブースも設置するなど、観光や食の魅力をPRした。
大分DCは今月1日に開幕。期間は9月30日までの3カ月間。プロモーションを強化し、県内各地でイベントを開催して旅行者をもてなす。温泉やアートなどによる「いやし」、高原の快適さなどを「ひやし」として、「いやします。ひやします。」をキャッチフレーズにしている。
東京都内で開かれたイベントは「oke・bar・48」と題し、風呂桶をモチーフにしている「おんせん県おおいた」のロゴマークに模したブースを開設。日本酒や焼酎、果実のジュースなど48種を全品100円で販売。キッチンカーでは人気が高い宇佐市と中津市の2種のからあげを食べ比べできるように販売した。
旅行雑誌の立ち読みブースでは、数十冊の旅行雑誌を展示し、大分観光の魅力をアピールした。
PRイベントに合わせてメディア向けのDC説明会を同日、大分県のレストラン型アンテナショップ「坐来大分」(東京都中央区)で開催した。
説明会で大分県東京事務所の小野賢治所長は「大分県には温泉や食など知る人ぞ知る魅力がたくさんあるが、DCを契機に大多数の人が知る魅力にしていきたい」とあいさつした。
大分県内で開催するDC期間中のイベントでは、「おおいたトイレンナーレ2015」が今月18日に開幕した。大分市の市街地のトイレを舞台にしたアートフェスティバルで9月23日まで。他にも各種イベントが9月にかけて県内各地で開催される。
地酒やからあげを東京・有楽町駅前でPR