宿泊棟は6月上旬完成
大分県竹田市が整備を進めていた温泉利用型療養施設「クアパーク長湯」(直入町長湯)=写真=の温泉棟とレストラン棟が4月25日開業した。同日は温泉棟を無料開放し、自慢の炭酸泉を楽しんでもらった。
クアパーク長湯は国民宿舎直入荘跡を活用。設計は建築界のノーベル賞といわれる「プリツカー賞」を受賞した坂茂氏が担当。温泉棟(約600平方メートル)、レストラン棟(同250平方メートル)と宿泊棟14棟で構成されている。宿泊棟は工事中で、6月上旬には完成する予定。
市は「高濃度炭酸泉が源泉掛け流しで楽しめる運動浴、往復50メートルの歩行浴など、健康増進に寄与できる温泉療養の拠点施設」と胸を張る。温泉棟の入浴料は大人(中学生以上)500円、小学生200円。