大正大学の地域構想研究所(清成忠男所長)はこのほど、全国商工会連合会(森義久会長)と連携に関する協定を結んだ。地域の商工業を担う人材育成支援などを通じて、地域社会の発展に寄与する。
連携内容は、(1)地域構想研究所、全国商工会連合会が行う講演会や研修会、シンポジウムなどイベント開催の広報(2)地域構想研究所が発行する月刊誌「地域人」で、連携事業の成功事例の掲載―など。
地域構想研究所教授で、本紙コラム「私の視点」でおなじみの清水慎一氏は、「両者が互いの強みを出し合い、連携することで目的の達成を図りたい。併せて、大正大が地元・巣鴨の商店街において既に展開中の地域物産のアンテナショップなどを拡充して、地域と都会の消費者を結ぶチャンネルを強化していく」とコメントした。