大連市の文化観光紹介 代表団が東京で交流会


 中国の大連市経済貿易代表団は2月26日、ホテル椿山荘東京(東京都文京区)で「大連市と日本文化観光産業協力交流会」を開催した=写真。日本における「大連ウィーク」開催に合わせて大連市人民政府、中国駐東京観光代表処、東京中国文化センターが共同で開催。日本の旅行業・観光業関係者らおよそ200人を招き、同市の文化・観光資源を紹介した。

 代表団の団長を務める大連市文化と観光局の王文勇副局長は、「大連は三方を海に囲まれ、山と海の魅力を満喫できる。今年は国際観光に力を入れていき、大連ブランドをさらに高める。日本の皆さまは文化的にも似通っている友人。投資やビジネス、観光や休暇のために、ぜひ大連市を訪れて文化的魅力を体験していただきたい」とあいさつし、大連市の魅力に触れつつ日本の観光客を温かく歓迎することを宣言した。

 日本旅行業協会(JATA)海外旅行推進部の千葉信一副部長は、日本の旅行業界を代表してあいさつ。「かつては日本の旅行会社が大連行きのツアー商品を多数企画していたが、コロナ禍でその動きも停滞していた。今回の大連ウイークでその魅力を再度確認する機会をいただき御礼を申し上げたい。大連は日本人にとって非常に居心地の良い都市の一つであり、都市の美しさや歴史的遺産など多数の魅力があふれる都市。こうした魅力を再び日本のお客さまに知ってもらうためにも、われわれが大連をもっとよく勉強し、素晴らしい旅行商品を作っていかなければならない」と語った。

 主催者・来賓あいさつでは、中国駐日大使館の羅松涛公使参事官、日本航空大連支店の柴田晃伸支店長、中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表、ANAあきんど営業統括室販売企画部の山口勇マネージャー、東京中国文化センターの羅玉泉センター長が登壇。日本と大連市の連携を高め、互いに協力していくことを表明した。

 大連市の観光名所や文化などもスライドで紹介された。大連市観光協会副会長兼大連フラマホテル総経理の孫元垻氏は、「大連と日本の主要都市を結ぶ直行便があるため、外国人観光客の中で日本人が最も多い。大連の多くの大学では日本語教育にも力を入れているため、日本人にとってはどこに行っても日本語が通じるという安心感があると思う。ぜひ大連にお越しください」と歓迎のメッセージを述べた。

 
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