大阪女将会は14日、レトルトカレー「なにわの女将の牛すじカレー」=写真=を発売した。大阪らしさを感じられる庶民的なカレー。大阪の特産物「泉州たまねぎ」や80年の歴史を誇る地ワイン「河内ワイン」を加えた。とろとろに煮込んだ牛すじと泉州たまねぎやフルーツの甘味とコクがあり、あとくちはピリッとスパイシーなカレー。
大阪には女将会がなかったが、不死王閣(池田市)、南天苑(河内長野市)、大和屋本店(大阪市中央区)、不動口館(泉佐野市)の4人の女将が集まり、大阪全体の観光を盛り上げようと発足。
カレーは女将たちの発案のもと、何度も味見を繰り返し完成した。パッケージにもこだわり、4人の女将の写真や、「大阪の人情」を表現するため大阪弁のコメントが入っている。
希望小売価格は500円(税別)。それぞれの旅館で販売する。業務用もあり、旅館内の喫茶などでメニューとして提供する。