日旅が事業をサポート
大阪府堺市の高校の野球部員らが、能登半島地震の被災地域の高校との交流事業とボランティアの海岸清掃をこのほど行った。学校団体を専門に扱う日本旅行関西教育営業部が事業をサポートした。
参加したのは大阪商業大学堺高校の野球部員25人と指導教員2人。被災地域の輪島高校と金沢北稜高校との合同練習を3月14日、金沢市内で実施。前後に柴垣海岸(羽咋市)での清掃作業を行った。作業には羽咋市の岸博一市長も駆け付け、部員らをねぎらった。
被災地の高校はいまだグラウンドが使用できず、練習もままならない状況が続く。「堺高校の生徒の『被災地域のために何かできることはないか』との思いを学校、受け入れ地域との連携で形にできた。被災地の高校生も久しぶりに活気あふれる練習ができ、有意義な時間を過ごせたのでは」と事業に協力した日本旅行の担当者は話す。
海岸での清掃作業