大阪商工会議所、堺商工会議所は「大人にも社会見学のときめきを!大阪産業観光ツアー」を開催する。大阪市が共催し、堺市が後援する。大阪の多様な産業施設を知ってもらうことで、大阪の産業観光振興を図る。
同ツアーはまほうびんの製造工場や中古車オークション、港湾施設など大阪のさまざまな産業の現場をグループで訪れる社会見学会。開催日は9月から11月までの毎月第1金曜日、第3水曜日(10月のみ第1金曜日、第3木曜日)で、全6コース。定員は各コース10〜20人。
個人の参加も可能。参加費は500円(事務費、傷害保険料)。ただし、施設間の移動にかかる交通費や飲食費、入館料などは自己負担となる。対象は満15歳以上。
見学先は、9月5日は大阪ガス・ガス科学館、読売新聞グループオール印刷高石工場。9月17日は河内ワイン、カタシモワインフード。10月3日はベイオーク、大阪港広報サテライト、大阪市広報船「夢咲」。10月16日は自転車博物館、仁徳陵古墳、RAC関西、関西再資源ネットワーク。11月7日はまほうびん記念館、和新ガラス(象印マホービン製造工場)。11月19日は山岡金属工業夢工房、大阪市環境局舞州工場。
今後は旅行会社などに大阪の産業観光ツアー商品の企画を働きかける。
大阪商工会議所では「商品化の際には、1つの産業施設に集中すると施設側の受け入れの問題が生じるため、行き先が毎回変わるツアー商品を企画してもらえれば」と話している。