大阪観光大学(大阪府熊取町、山田良治学長)は5月24日、水間鉄道(同貝塚市、藤本昌信社長)と、教育連携や人材育成を通した大阪・泉州地域の発展と活性化を目的に、連携協定を結んだ。今後大学生のアイデアを生かした地域活性化策を展開していく考えだ。
両者はこれまでも、同大の鉄道研究会の活動をきっかけに連携を進めており、昨年9月には水間鉄道とコラボして、車両や車庫を使ってのオープンキャンパスを行ったり、同社親会社のグルメ杵屋と連携してうどん作りを通した高校生などとの交流企画を実施したりしてきた。
同日、水間鉄道水間観音駅(貝塚市)で行った調印式には、山田学長と藤本社長が出席、協定書に署名を行った。
水間鉄道では協定締結を記念して、5月21日から記念のヘッドマークをほぼすべての車両に装着して運行している=写真。