大阪観光局はこのほど、昨年9月に開催された「大学生観光まちづくりコンテスト2013」の最優秀賞、優秀賞を受賞した4チームに対し、大阪観光特使を委嘱した。
委嘱された4チームは、最優秀賞の京都大学チーム、明治大学チーム、優秀賞の同志社大学チーム、大阪観光大学チーム。そのうち大阪観光大と京都大学チームは留学生を含むチーム。
委嘱式では、コンテストで発表された応募企画のプレゼンテーションを再演した。
大阪観光大学(チーム名・before あふたー)のプラン名は「熊取ベジツアー」。チームの女性メンバーが、キャビンアテンダントに扮し、東アジアからの教育旅行の学生に観光案内するという設定でプレゼンを行った。
熊取ベジツアーの内容は、熊取町にある大阪観光大学、関西医療大学、大阪体育大学の3大学の学生がガイドとして付き添い、日本の食について交流しながら勉強するツアー。町立中学校で給食を食べたり、農家を訪問し、農業体験と日本の家庭料理の調理体験を実施したり、日本の文化と食の大切さを学ぶ。
同コンテストは昨年、西日本ステージとして初開催。課題対象地域は「大阪府」で、「訪日外国人向け 観光まちづくりプラン」をテーマにした。優秀なプランは、観光庁長官賞や大阪観光局長賞など各賞で表彰されたほか、JTB西日本が商品化やプロジェクト化を検討する。
大阪観光大学=チーム名・before あふたー=チームと加納國雄・大阪観光局長(中央)