大阪観光局とJTBは1日、「難波観光案内所・総合インフォメーションセンターなんば」を、南海なんば駅2階中央改札口側のJTB大阪なんば店内にオープンした。南海ターミナルビルの改修に伴い、同局の案内所を同ビル1階から移転。JTBが観光案内業務とチケット販売業務を受託し、同局と連携して運営する。
案内所では、観光案内、旅行に関する各種相談対応やモデルコースの紹介、チケット販売などのサービスをワンストップで多言語(日本語、英語、中国語、韓国語)で提供。旅行会社店舗内に観光案内所を設置することにより、旅行者に観光情報を提供するだけでなく、交通、宿泊、ツアーの予約、販売も同じ店舗内で行えるようにし、顧客の利便性を向上させる。
移転セレモニーで大阪観光局の溝畑宏理事長は「素晴らしい施設ができた。日本観光のショーケースを目指す」、JTBの北村豪執行役員西日本エリア広域代表は「日本周遊のハブとなる施設」とあいさつした。
人気アイドルグループNMB48の出口結菜さん、イ・シヨンさんも出席。出口さんは「大阪の食をSNSで拡散したい」、韓国出身のイさんは「日本語が分からない旅行者に必要な施設。韓国の友人に勧めたい」と話した。
営業時間は午前9時から午後7時(12月30、31日、1月3日は午前10時から午後6時)。1月1、2日を除き無休。
移転セレモニーの様子。(右から)イさん、溝畑氏、北村氏、出口さん