
万博機運醸成し府内観光促進
歴史、文化、食など魅力発信
JRグループ旅客6社と大阪デスティネーションキャンペーン推進協議会(事務局=大阪府、大阪市、堺市、大阪観光局)は21日、大阪府内全域への誘客促進を目的に4月1日から6月30日まで観光キャンペーン「大阪デスティネーションキャンペーン」(大阪DC)を開催すると発表した。大阪の歴史、文化、食、エンターテインメントなど豊富な観光資源を生かした観光素材を多数用意し、大阪の魅力を発信。4月13日に開幕する「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)の機運醸成とともに、国内外から訪れる観光客による大阪府内の周遊・滞在観光につなげる。
大阪DCは、1990年7~9月以来35年ぶり2回目。実施主体となる同協議会は、事務局を担当する4者とJR西日本、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)、近畿日本鉄道、南海電気鉄道、京阪ホールディングス、阪急電鉄、阪神電気鉄道、大阪バス協会、旅行や宿泊業界の団体、大阪商工会議所など20団体で構成する。
DCのキャッチフレーズは「来てな!オモロイがいっぱい大阪旅」。ロゴマークは大阪・関西万博をイメージした赤と青の色で、大阪の歴史、文化、食、エンターテインメントな「オモロイ」観光資源が豊富にあることを表現している。【記事提供:交通新聞】
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