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大阪府と大阪市は6日、大阪公立大I―SITEなんば(大阪市)で「大阪IRシンポジウム 大学生と考える大阪IRと大阪の未来」を開催した。2030年に同市に開業予定の統合型リゾート施設(IR)について、大学生ら若い世代の理解と関心を高めるのが目的。
大学生のほか、府・市や観光関係者らが参加し、IRの整備計画について説明を受けたほか、IRの課題や可能性について意見を交わした。
第1部では、大阪府市IR推進局の阪辻和也理事のあいさつに続き、区画整備計画について谷岡佳昭企画課参事が登壇。同市夢洲の約49万平方メートルの敷地に、大型MICE施設やカジノ施設、2割以上がスイートルームのVIP向けホテルなどを建設し、年間入場者数2千万人、年間売り上げ約5200億円を見込むことなどを説明。
続いて、溝畑宏大阪観光局理事長が「大阪における観光とその未来について」、姜聖淑(カンソンスク)・帝塚山大経済経営学部教授が「観光産業の競争力強化に向けて‥『大阪IR』による新たな観光ルートの誕生は可能なのか?」をテーマに基調講演を行った。
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