大韓航空とデルタ航空は、太平洋横断路線で共同事業(ジョイントベンチャー)を開始する。韓国国土交通省と米国運輸省を含む韓国と米国の規制当局で承認済み。包括的な路線網の一つを構築し、世界基準の旅行体験を提供する。
両社は、双方の路線網でコードシェアを実施するほか、大韓航空の「スカイパス」とデルタ航空の「スカイマイル」のマイレージプログラム相互特典の改善や共同でのセールス、マーケティング活動の開始、太平洋路線での旅客機の貨物室を利用した貨物事業での協力体制の強化などを行う。
両社はスカイチームの創業メンバーであり、20年にわたり提携関係を強化。両社とも今年1月に開業したソウルの仁川国際空港の第2ターミナルに移動し、乗り継ぎ時間の大幅な短縮を実現している。