天童温泉協同組合(山形県天童市、山口敦史理事長)の新年会が1月25日、同市内のホテル王将で開かれた。山本信治・天童市長、同市選出の県議会議員をはじめ、黒木幸治・山形県観光文化スポーツ部観光戦略部課長、観光関連の代表ら約70人が参加した。
山口理事長は2022年の天童温泉の利用客数について説明。それによると、宿泊は前年対比175%、日帰りは同157%と回復傾向にあるが、コロナ禍前と対比すると宿泊が75%、日帰りが42%で依然厳しい状況にある。
これまでインバウンドの客層は台湾が主流だったが、個人旅行の増加に伴い、欧米などから増えている。
山口理事長は、「今後、ソフトとハード両面のレベルアップに取り組んでいく」と新年の抱負を述べた。