奈良市内の新若草ドライブウェイ沿いに位置する「遊景の宿 平城」(箸尾享嗣社長、20室、95人収容 http://www.kotonara.co.jp/heijo/)は3月、全客室と茶処に「岩盤足癒」を導入した。利用客から癒しや美容に効果があると高い評価を得ている。
同館の客室は10畳が基調で、広縁からは奈良市内の絶景を一望する。「岩盤足癒」はこの広縁に設置した。
岩盤は麦飯石と波動石の2種類。麦飯石は地殻変動で超高圧・高温の力が加わり成形された希少な天然石。波動石はミネラル成分に優れるほか、遠赤外線放射率が高く、特に波動数値は他に類がないという。
岩盤は木枠にはめ込まれ、タイマーで作動。テーブルとソファの間の床に置いてあり、利用者はソファに座りながら足を乗せる。奈良の絶景を眺めながら岩盤で足を癒す。
岩盤は1階の茶処にも設置した。温度は常に42度程度に設定。同館では毎日夕食後の宿泊客を奈良市内にバスで案内しており、観光の後に部屋や茶処で岩盤を利用すると、足の疲れが取れたり、美容に効果があると、特に女性客から歓迎されている。箸尾社長は「より上質をめざし、お客さまに癒しのひとときを提供しよう」と、今回の新しい設備を設置した。
絶景を見ながら足裏を癒やす