中国山東省の観光説明会が3月26日、東京都内で行われた。山東省文化と観光局、中国駐東京観光代表処、中国文化センターの共催。儒教の創始者孔子の生誕地など同省の観光資源をアピールした。
山東省は中国沿海部、黄河の下流に位置。主要都市の青島はビールの生産で知られるほか、孔子の生誕地曲阜には孔廟、孔府、孔林など孔子関連の史跡があり、世界から多くの信奉者が訪れている。道教の聖地で歴代王朝の皇帝が訪れた泰山も有名で、ユネスコの世界遺産に登録されている。
同省文化と観光局の王磊局長=写真=は「山東省は孔子を生んだ偉大な地。泰山、黄河など雄大な自然も魅力。そして何より人がフレンドリーだ。2018年は41万人の日本人観光客を受け入れた。日本とは週66便の直行便が就航し、星付きホテルは600軒余と受け入れ態勢が充実している。日本の旅行業界と手を携え、両国の観光発展に尽力したい」と述べた。