日本航空(JAL)はこのほど、高高度ガス気球の開発を手掛ける岩谷技研(北海道江別市)と基本合意書を締結し、宇宙遊覧体験の事業化を目指した協業を発表した。岩谷技研が主導する共創プロジェクト「OPEN UNIVERSE PROJECT」に参画。気球を用いた宇宙遊覧の事業化および普及を目指し、事業・技術開発において両社が連携して取り組む。
同プロジェクトは、岩谷技研の先進技術を核に、さまざまな業種のパートナーとの共創によって日本発の宇宙産業を開拓するもの。同社はこれまでに航空運送事業で培った知見やアセットを活用し、体験設計や技術開発、人財育成などの分野でサポートしていく。
現時点での共創パートナーには、同社のほか、JTB、アサヒグループジャパンが名を連ねている。