東武ホテルマネジメントは11月12日、宇都宮東武ホテルグランデ(宇都宮市)の販売促進部料飲支配人、伊藤邦夫氏の令和3年度「卓越した技能者(現代の名工)」の受賞を発表した。
伊藤氏は、シニアソムリエや1級レストランサービス技能士など、23の料飲サービスに関する資格を保持し、業界全体の地位向上や技能向上に貢献したことに加え、技能全国五輪大会で指導した2人を金賞に導くなどの実績が評価された。
同社では、統括総料理長の羽田満氏が秋の褒章で黄綬褒章を受章している(既報)。羽田氏は中国料理の「精進もどき料理」の技能に優れ、野菜や穀物を材料として肉や魚の食感、味に至るまで忠実に再現する技術を有し、日本食材を中国料理に取り入れた地産地消にも積極的に取り組み、中国料理の発展に大きく貢献したことが評価された。
伊藤氏