客室利用率は4%増 行楽シーズンで快調 全日本ホテル連盟


 全日本ホテル連盟(ANHA)が発表した会員ホテルの10月の全国平均客室利用率は86.3%で、前年同月比2.9ポイント増となった。

 10月について、「行楽シーズンで全国的に好成績。月初は中国の建国記念日である国慶節の連休で中国人の需要が拡大し、一部の地域では衆議院選挙に係る長期宿泊需要も集客に影響した」とANHA。「首都圏では横浜で人気アーティストの8日間開催のコンサートが開催され、過去最高益のホテルが続出。都内でも最高売り上げを記録したホテルもあった」。

 インバウンドについては、「全体的に欧米系の宿泊客が増え、アジア圏と入れ替わりつつある。都内では韓国からのお客さまが減少傾向との報告を受けている」と話している。

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