全日本ホテル連盟(ANHA)が発表した会員ホテルの3月の全国平均客室利用率は84.1%で、前年同月比16.5ポイント増となった。
3月について、「前月に続き全国旅行支援により、全国的に前年数値を上回るホテルが多く報告された」とANHA。地域ごとでは「東京、大阪エリアではインバウンド集客が多く、稼働、ADRを押し上げた。関東地区の平均ADRは、シングル、ツインともに前年比4千円以上の上げ幅となった」と分析。地方部についても「観光客、コンサートなどのイベント開催による宿泊、ゴルフに伴う宿泊など、各レジャーでの宿泊需要も戻り、コロナ前の数値に戻りつつあるとの報告もある」と総括している。
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